データ出力に力点を置いた熱解析・熱設計用のサーモグラフィ。CSVで指定した、あるいは全ての温度情報を連続・時系列に出力します。データロガーのような感覚で大量のデータを!
電子基板や電子部品など通電させて熱評価を行うものの場合、最も熱くなる箇所を探す、最も熱くなる箇所の温度を測定するという評価以外にどの時点である温度を超えたか、通電後のいつの時点で何℃だったか、という評価も行います。前者は熱画像で行い、後者は熱電対とデータロガーでCSV、エクセル出力・編集で行われます。
しばしば言及されるのが熱電対を取り付ける手間と、その点数についてです。1枚の基板を評価するだけなら頑張れますが、10~20点温度測定点があり、それを数枚評価しなければならない場合、1枚につき複数回評価するとすれば、膨大な手間になります。これは電子部品系のものに限らず、燃焼系の動力を使うものの周囲にある樹脂、ゴム部品の温度上昇、加熱を伴うプロセスの評価なども同様のことが言えます。
サーマルヴューX-CSVはデータ出力に力点を置いた熱解析・熱設計用のサーモグラフィです。データロガーのような感覚で様々なデータを連続的に大量にCSV出力でき、お客様が簡単にエクセルで編集できます。
- ロガー感覚のデータ出力サーモグラフィ
- リアルタイムに指定点・ライン・エリアの温度情報をCSVに出力。
- リアルタイムに全画素の温度情報をCSVに出力。
- データ保存後にCSV出力が可能。
- 動画データをCSVに経時データ出力が可能。試験後からでもグラフ作成が簡単に。
- オフセット機能を標準搭載。合わせ込みにより再現性を確保。
- XA6150カメラとの組合せで200Hz撮影、XA67000なら480Hzまで
- クリック動作ベースの簡単な操作を追求
現在カメラ
8
種類、アプリケーション
4
種類、32通りの選択が可能です。
- 幅広いラインナップ。コスト重視からハイエンド高解像度版まで
- 画素数5000画素、2万画素、8万画素、32万画素から選択
- 全機種高感度マイクロボロメーターを採用。
- 全機種最小温度分解能(NETD)は0.05℃以下(@30℃)。ミドル~ハイエンドクラスに相当。
- 全機種ギガビットイーサネットによる高速通信。
- PoE搭載。イーサネット経由の電力供給Power Over Ethernetが可能
- 全アプリケーションでカメラ画素数に関わらずVGA(640x512画素)の大きな画像に表示
- リアルタイム表示
- マウスクリックで簡単操作
- マウスオーバーで簡単に測定温度を確認
Type B
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データ出力に力点を置いた熱解析・熱設計用のサーモグラフィ。CSV形式で指定した、あるいは全ての温度情報を連続・時系列に出力。そのままエクセルでデータ処理できます。 |
Type F
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Type Bに動画機能、ファイル名ショートカット機能を加えたデータ解析アプリケーション。テキスト出力と熱動画出力の両方が必要なユーザーに最適。 |
Type W
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データ出力に力点を置いた熱解析・熱設計用のサーモグラフィの最上位アプリケーション。CSVで指定した、あるいは全ての温度情報を連続・時系列に出力、2画面解析、動画インターバルなど多彩な機能を搭載。 |