温度変化を画像にするサーモグラフィ。保存データ間の差分の取得や、全画素の温度測定を行いながら、各フレーム間、あるいは指定フレームに対する差分温度を画像にし、データ化する機能を持っています。バックグラウンドの変化に左右されない、温度変化量を元にした評価を行うためのシリーズです。
また、指定エリアを拡大表示するウィンドウを2つ搭載。最大4画面で熱画像を表示でき、熱設計において温度変化を捉えたい、あるいは電子基板など小さい部品を搭載した対象を評価したいユーザーにも適しています。
- 温度変化を画像化、データ化。
- バックグラウンドの違いによるオフセット分をキャンセルした測定
- 保存データの差分温度を画像化、データ化。
- リアルタイムにフレーム間の差分温度を画像化、データ化。
- リアルタイムに指定フレームとリアルタイムフレームの差分温度を画像化、データ化。
- 温度変化を可視化しやすい、専用差分温度カラーで変化の可視化を鮮明に。
- 完全温調下ではない場所での製品、部品などのワークの評価、品質管理に。
- エリア拡大による極小部品の熱画像表示。電子基板など上昇温度評価に。
現在カメラ
8
種類、アプリケーション
4
種類、32通りの選択が可能です。
- 幅広いラインナップ。コスト重視からハイエンド高解像度版まで
- 画素数5000画素、2万画素、8万画素、32万画素から選択
- 全機種高感度マイクロボロメーターを採用。
- 全機種最小温度分解能(NETD)は0.05℃以下(@30℃)。ミドル~ハイエンドクラスに相当。
- 全機種ギガビットイーサネットによる高速通信。
- PoE搭載。イーサネット経由の電力供給Power Over Ethernetが可能
- 全アプリケーションでカメラ画素数に関わらずVGA(640x512画素)の大きな画像に表示
- リアルタイム表示
- マウスクリックで簡単操作
- マウスオーバーで簡単に測定温度を確認
Type B
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温度変化を画像にするサーモグラフィのベーシック版。保存した熱画像2枚の差分温度画像を作成できる。 |
Type F
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ファイル管理を容易にするType F。Type Bと同じく保存した熱画像2枚の差分温度画像を作成できる。 |
Type S
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差分データ解析サーモグラフィのスタンダード版。リアルタイムにフレーム間の差分、基準との差分を作成、表示、解析ができる。 |
Type CU
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ハイエンドサーモグラフィ。リアルタイム差分解析に加え、CSV経時出力が可能。さらに動画、差分動画との同時録画もできるマルチタスクサーモグラフィ。 |