統計::平均値


  • 平均値 Mean

  統計において集団、群を最も代表する値が平均値です。全データの合計をデータ数で除した値で、全体の中心近くや出現頻度の高い値が期待されますが、データの分布に依存します。各データ均等確率における期待値です。データ全体を代表する値として用いられます。  



  • 標本平均

 ランダムサンプリングされた標本の平均値の分布の平均値は正規分布に近づきます。1度に抽出する標本数nが多ければ多い程、その分散は小さくなり、標準偏差は√nで除した分だけ小さくなります。すなわち分布のバラツキは小さくなります。これを中心極限定理と言います。

 ですから例えば各製品ロットの抜き取り検査における検査値の平均値は各抜き取り数nが大きければ大きい程、その平均値のバラツキは小さくなり、母集団の平均値に近づくことになります。そのため全体の品質の推定精度向上のためには平均値が重要な統計量となります。