コンセプト|非冷却型超高解像度顕微鏡サーモグラフィ
非冷却型では過去最高の解像力、信号検出力を持つ最新の顕微鏡サーモグラフィです。
新製品XMCR64-XEA0640が持つ新しい技術と改良された信号処理により、さらに冷却型に近づく解像度を実現しています。
微小領域計測の専門ツール顕微鏡サーモグラフィの中でも非冷却型最高クラスの高分解能をもつタイプです。
6μm台の高解像度計測から横幅26㎜の広範囲を高解像撮影するタイプまで様々なラインナップを提供します。
40、20、12、8.7、6.96µm解像度から選択
幅広い解像度の中から選択できます。撮影範囲を広く撮りたい場合には28.4μm分解能、細かさなら11.3(測定ピッチ5.7µm)という選択肢が可能です。
30万画素の高精細計測。400℃計測オプションにも対応します。回折限界に迫る非冷却業界最高水準の解像度です。
全画素温度精度検査を行い、画面端までキャリブレーション結果の確認をしており、一部中心のみ温度保証されるタイプとは異なります。
独自開発の補正技術を取り入れ、小型部品や材質のような極小エリア、リード等極狭幅でも温度計測です。
非冷却型VGAクラスでは高速50Hzのフレームレート
情報量の大きい時系列データを取得できます。
設定枚数分の静止画を連続で撮影することが可能です。
動画のように動作中の温度を撮影したり、デジカメのように数枚をまとめてとることでベストショットを選択することも出来ます。
時間は各フレームミリ秒単位まで記録されます。あとからいつ撮影したフレームか全てわかるようになっています。
データはAVIファイルとして一般的な動画ファイルに変更することが可能です。
サーマルヴューXシリーズに共通する鮮明な画像表示、僅かな違いを抽出するアルゴリズムが搭載されています。
独自の生信号処理、独自開発のキャリブレーション、温度精度を確保する特殊な温度補正により、妥当な温度計測、異常の検出を可能にします。
サーマルヴューXの豊富な機能を使用。CSV連続出力、インターバル機能、オフセット合わせ込みなどを用意。MCR用に目盛表示機能搭載。
オフセット機能は、画面内に温度が分かっている、あるいは変動の小さい点があればその温度に合わせ込む補正機能です。これにより別の温度計などに再現性を依存することができます。その他、サーマルヴューXライブラリには機能を毎年増加させています。
サーマルヴューX MCRシリーズでは出荷前に全画素温度検査を行っております。顕微鏡サーモグラフィ計測では数ミリ角の狭い範囲で細かい構造体の温度計測を行います。
そのため全ての画素で温度が精度内に入るよう出荷前検査を行っており、中心のみの温度精度ということはありません。