感度・特異度とサーモグラフィ


  • 感度 Sensitivity

 検査の妥当性を測る指標。
 検出したい対象(疾病ありなど)群の中で正しく陽性と判定する割合。


  • 感度とサーモグラフィ

 被験者の温度変化を見たい場合には、精度とともに再現性が重要になります。
サーモグラフィの性能や仕様では感度を熱の検出感度として温度分解能や波長感度として扱うことが多いのでが、 疫学的な感度はそれとは異なり割合を指します。
サーモグラフィでは例えば温度でカットオフ値を決めた場合、疾病あり群の中でカットオフ以上とされた群の割合となります。
性能面ではドリフト、再現性が、運用面ではカットオフの設定、測定環境、測定距離がサーモグラフィでは問題となる。


  • 特異度

 感度と同じく検査の妥当性を測る指標で、感度と表裏一体です。
検出除外したい対象(疾病なしなど)群の中で正しく陰性と判定する割合。

  • 特異度とサーモグラフィ

  サーモグラフィでは例えば温度でカットオフ値を決めた場合、疾病なし群の中でカットオフ以下とされた群の割合となる。
感度と同じく性能面ではドリフト、再現性が、運用面ではカットオフの設定、測定環境、測定距離が問題となる。